FIFAワールドカップ出場国

著者: SporTipsオフィシャル


FIFAワールドカップ出場国グループ別にご紹介

 

グループA


ウルグアイ◎本命

W杯初代王者のウルグアイがAグループ内では圧倒的大本命と思われる。このグループには超絶FWが2人いるのだが、まずウルグアイのスアレスがその1人。所属チームでも毎年安定してゴールを量産するフィニッシャーで、比較的ぬるいこのグループステージでゴールを量産しておけば、今大会の得点王さえ狙えるはず。

 

エジプト○対抗

グループAの超絶FW、もう一人と言うのがエジプト代表のサラー。今季プレミアのシーズン得点記録を更新しそうな勢いの、スピード面もフィジカル面も決定力も優れたFWで今回要注目。スアレスとはリヴァプールの新旧エース対決となる。打ち合いが見たいところ。そういった意味でウルグアイ戦は大変楽しみなカード。

 

ロシア△穴

開催国でグループステージ突破できなかったのは過去に南アフリカが一例あるのみだが、今回のロシアも相当厳しい。モスクワを拠点とするクラブチームの選手から主に構成されていて、連携の面では分があるかもしれない。ベテランのGKアキンフェエフを始め守備陣の高齢化が心配の種で、若手の台頭と躍動が期待される。前線の高さを活かした攻撃で得点を重ねられるかが勝負のカギを握る。

 

サウジアラビア×大穴

2位争いは混戦という予想をしている専門家もいるようだが、サウジはこの中ではだいぶ戦力的に落ちる。期待の若手は何名かいるものの、欧州主要リーグなどでプレーする選手がおらず、経験のなさやあたりの弱さなど、国際大会では差が露骨に出ると思われる。

 

グループB

スペイン◎本命

スペインはやはり今大会も要注目。大変豪華な中盤に目が行きがちだが、DF陣の充実ぶりは大会屈指。
前々回大会優勝時にはバルサ中心の構成だったが、今回はイスコやラモス、カルバハルなどのレアル勢が中心となるはず。
B組トップ通過、優勝候補の一角だと思われる。

 

ポルトガル○対抗

スペインとのイベリア半島隣国同士の対決が注目のポルトガル、EURO2016の覇者ではあるが、決して圧倒的な強さで制覇したわけではなかった。今回も攻撃陣はチーム唯一のワールドクラスの選手とも言えるロナウドが引っ張るが、DF陣には不安が残る。しかし、このグループならば楽に突破するはず。

 

モロッコ△穴

スペインやポルトガルとは狭い海峡を挟んでお隣と言うモロッコだが、突破の可能性は極めて低い3番手。ユヴェントスのベナティアや、レアルのハキミなど、DF陣はポルトガルよりもタレントが豊富なように見える。意外と欧州主要リーグの1部で活躍する選手も多いのでイランよりは突破に期待が持てるチーム。

 

イラン×大穴

イランは過去4回W杯に出場しているものの、フランス大会でアメリカから挙げた1勝のみが唯一の勝利で、もちろんGSを突破したこともない。今年ELで旋風を巻き起こしたエステシュンズの元スウェーデン代表ゴッドスがイラン代表へ鞍替えしたので、彼には注目したい。

 

グループC


 

 

フランス◎本命

若い才能がどんどん台頭してくるフランスは近い将来黄金期を迎えると言われているが、今大会でも既に優勝を狙える力を持っている。
ポグバ、グリーズマンというワールドクラスの選手に加えて、エムバペという驚異の19歳など注目選手が目白押し。攻撃にも守備にも穴というか欠点が見当たらず余裕でGSを突破するはず。

 

デンマーク○対抗

2位争いの評価は専門家の間でも大変割れているグループCだが、選手層からいくとデンマークに分がありそうに見える。セビージャやチェルシー、スパーズ、アタランタ、ライプツィヒなど好調なチームでレギュラーを張る選手が軒並みいる中で、注目はやはりエリクセン。スパーズ躍進の立役者で、今大会注目のMFの1人。W杯という見本市で価値を更に高められるか。

 

ペルー△穴

ペルーは南米代表の中でも大陸間プレーオフへ回っての出場権獲得。それもニュージーランドが相手で1戦目はホームにも関わらずスコアレスドローと言う内容。突破が大変危ぶまれた中でのギリギリすべり込みだった。今大会、南米のチームは守備に難点のあるチームが多いが、その中でもペルーはワールドクラスの選手不在で経験値的にも上述の2チームに劣る。

 

オーストラリア×大穴

オーストラリアはこの中では大変厳しい。アジア予選で勝ち上がることができず、大陸間プレーオフに回っての出場決定というレベルでは、この面子を相手にGS突破は絶望的だと思われる。ワールドクラスの選手もおらず、日本戦を見ていてフィジカル的にもテクニック的にも、全く何の脅威もないチームと感じたので、新しい世代が育っていないのが痛い。名将ファン・マルワイク監督の手腕に期待したいところか。

 

グループD


アルゼンチン◎本命

このグループDはアルゼンチン1強との見方が多いようだが、全くそんなことはなく4チーム全てに突破の可能性があるように思われる。たしかにアルゼンチンは、メッシ、イグアイン、アグエロ、ディマリア、ディバラなど攻撃陣のタレントは余りあるほどいるものの、南米予選では大量得点もなく、薄氷を踏む思いでの突破だった。ディフェンスも危うい。GSは辛うじて突破するだろうというレベル。

 

クロアチア○対抗

クロアチアも強いが、トップ通過の可能性もあるけれどもGS敗退もありえるという、やはりこのグループは四つ巴の戦いを予想する。モドリッチとマンジュキッチというワールドクラスのタレントを擁し、そこにコヴァチッチやラキティッチなど中盤の人材には事欠かない。攻撃力も守備力もアルゼンチンに引けを取るメンバーだとは全く思わない。

 

アイスランド△穴

小国ながらWC初出場を決めたアイスランドは、今大会の台風の目になりうる大変面白い存在。GS突破も、またはそれ以上の結果も残してくれるのではないかと大変期待の大きいチーム。ヨーロッパ予選ではクロアチアを上回って首位通過だったため、その直近の実績で言えばこちらが格上なのだ。前回大会のコスタリカのベスト8進出クラスの衝撃を与えるチームがあるとすれば、このチームのはず。

 

ナイジェリア×大穴

前回大会よりは戦力ダウンした感が否めない。ミケルは中国リーグに移籍してしまって、世界のレベルで揉まれていないというのは非常にもったいない。レスターで岡崎慎司の同僚でもある若手のイヘアナチョに期待。前回同様、GS突破の可能性は充分にある。意外と思われるかもしれないが、このグループDは大混戦のグループになりえる。

 

グループE

ブラジル◎本命

このグループではブラジルが頭一つ抜けている。PSGで同僚のDF陣3人とネイマールは連系ばっちり。特に守備の連係面での優位性はデカい。弱冠20歳のジェズスはプレミアで首位独走中のマンCでも活躍する期待のホープ。次々と新しいタレントが台頭してくるところは流石にサッカー大国。南米勢の中でも抜群に攻守のバランスが取れているのがブラジル。GSをトップ通過できないはずがない。

 

スイス○対抗

2位争いは混戦模様。そんな中でもヨーロッパ予選でサイド攻撃を武器に比較的安定したゲーム運びだったスイスに注目したい。DF陣にもビッグクラブのタレントを擁し、攻撃においてはガナーズのジャカが司令塔としてパスを供給、格上ブラジル相手にもひるむことなく好ゲームが期待できる。ACミランの左SBロドリゲスも成長著しいので要注目。

 

セルビア△穴

かつては「東欧のブラジル」とまで呼ばれた旧ユーゴ諸国はどこも強いが、中盤はマティッチやリャイッチ、M・サビッチなど選手層が厚いものの、スイスに比べるとその前と後の選手に力不足というか物足りなさを感じる。結局、若い監督代理のままW杯に突入するのか、その辺りも気になる。

 

コスタリカ×大穴

前回大会で台風の目となったチームの一つ、コスタリカ。サプライズ的な躍進の中にあって特に活躍が際立っていたのが計3試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた守護神ケイロル・ナバス。なんと今や白い巨人・レアルの正GKにまで登りつめた。チーム全体としては前回に比べてさしたる上積みも見られないので、このグループでの突破は厳しいかと思われる。

 

グループF


ドイツ◎本命

今大会の優勝候補の中でもぶっちぎりの大本命となるのがドイツ。史上初となるワールドカップ連覇に期待がかかる。前回同様にバイエルンのメンバーを中心としたチーム作りとなるところが強みの一つ。ドルトムントほどのビッグクラブでさえスター選手を抱えながら代表に一人も送り込めない状況でドイツ代表の選手層はとことん厚い。少年時からの育成システムがしっかりとしている国ならではか。今大会は特にクロースに注目。

 

スウェーデン○対抗

2位争いは予想が難しい。全体的な選手層からスウェーデンを推す。ブンデスやELなどで世界レベルの試合をハードスケジュールでこなしているライプツィヒのフォルスベリは、どんどん経験を積み今大会ブレイクの予感。ラーションのプレイスキックも見所。全体的にベテラン中心の選手起用になりそう。

 

メキシコ△穴

前回大会ではGKのオチョアが特に身長のある選手でもないのに大きな壁となって立ちはだかり八面六臂の大活躍だった。メキシコは、よく日本が目指すべきサッカーを体現していると言われるが、本当に体格差を補って余りあるほど、技術も献身性も闘争心も素晴らしい。オリンピック金メダル世代が軒並みメンバー入りとのことで、スウェーデンと激しい2位争いをすることになりそう。

 

韓国×大穴

このグループに入ってしまっては、アジア勢で突破できる可能性を感じられる国は今のところない。現在スパーズで活躍中のソン・フンミンは恐らく今アジアで最も乗りに乗っている選手だが、ドルトでの香川真司同様にトップレベルの選手の中にいないとその力を活かせないように見えるので、代表では輝けないだろう。

 

グループG


イングランド◎本命

サッカーの祖国イングランドはW杯優勝から遠ざかること久しい。しかし今回は攻守にわたって戦力が充実している。プレミアでゴール量産中だったケインが怪我から完全復帰して代表入りできるのかが注目されるが、FWもMFもDFも枚数は充分に足りている。ヨーロッパ予選も無敗で通過と安定。ベルギーとどちらが1位で抜け出せるかを争う。

 

ベルギー○対抗

個の力だけで見ると世界トップクラスの選手がズラリと並ぶベルギー。前回同様に今回も優勝候補に推す専門家も出てくるだろう。攻撃陣は好調ナポリで大活躍中のメルテンスに加え、アザール、ルカク、ナインゴラン、デブルイネ、フェライニ、守備の面でもクルトゥワ、コンパニ、フェルメーレン、注目選手の名前を挙げればキリがない。育成に力を入れる改革が実を結んだことで生まれた黄金時代。ヨーロッパの2チームがGS突破する可能性が非常に高い。

 

チュニジア△

グループGは2強2弱が一番はっきりしている。「カルタゴの鷹」と呼ばれるチュニジア代表だが、これまでW杯でグループステージを突破したことが一度もない。3年前のハリルジャパンの初陣が、まさにこのチュニジアだったのだが何の見せ場もなかった。さらに、当時よりも主要リーグで揉まれている選手が少なく戦力はダウンしているものと見られる。

 

パナマ×大穴

ここは初出場で未知数。しかしながら、チュニジア同様に2強を崩すことは不可能に近いくらい難しいミッションだ。前回はコスタリカが躍進を見せた北中米だが、今回は見せ場を作ることができるだろうか。2人のトーレスの活躍でW杯出場を決めたようなので、いつかのチリ代表の「ササコンビ」のようにダークホース的存在となれるか。

 

グループH

 

コロンビア◎本命

前回大会ではエースのファルカオを欠きながら、過去最高の成績ベスト8進出を果たしたコロンビア。上積みがある分、今大会では更なる上位進出に期待がかかる。ハメス・ロドリゲスはレアルでは出場機会に恵まれなかったが、移籍したバイエルンではリーグ戦でもCLでも水を得た魚のように躍動している。フランスとの強化試合での逆転劇は圧巻だっただけにこのグループでは本命。

 

ポーランド○対抗

FIFAランク6位というのは当てにならないが、それでもやはりポーランドは強い。寄せるというよりも体ごと潰しに来る激しいフィジカルの強さを感じさせる。今の日本では勝機が見えない。ブンデスで毎年首位独走のバイエルンで今シーズンも得点を量産するレヴァンドフスキに要注目。ハメス・ロドリゲスとは同僚対決となるが、コロンビアとポーランドの2チームも盤石というわけではない。

 

セネガル△

セネガルも実は欧州主要リーグで活躍する選手がたくさんいる楽しみなチームだ。今大会のアフリカ勢の中では一番面白い存在となりえるし、グループステージ突破の可能性があるとしたらセネガルとナイジェリアくらいだ。リヴァプールのマネは、25歳ながらプレミアでもCLでも大活躍中で世界トップレベルでの経験値が違う。クリバリなど欧州出身の選手もたくさんいて選手層は意外と厚い。

 

日本×大穴

冷静に第三者目線で見て日本はこのグループ中、実力的に最下位。南アフリカ大会のように弱者としての戦い方に徹して上手く勝ち点を拾っていく他ない。本田圭佑と長友佑都のベテラン2人は移籍によって出場機会を得られたことが大きい。しかし、柴崎岳や中島翔哉など新しい戦力を試してみては収穫があったとは言え、その時はもう布陣が固まっていないといけない時期をとっくに過ぎていた。最下位予想。
 

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